新型コロナウイルスが完全に落ち着いてはいませんが…『withコロナ』で今後の生活はどう変わっていくのでしょうか?!子どもを持つ親としては、不安も多いところ。
京都府に出されていた新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が、2020年5月27日に解除され、感染対策を意識した新しい生活様式での日常が始まりました。
うちの子どもたちは、「小学生の分散登校」「幼稚園の分散登園」ですが、待ちに待ったお友達との楽しい生活を喜んでいます。
外出については、
1. 特定警戒都道府県への往来を避けるとともに、不要不急の都道府県をまたぐ移動を控えるよう要請する。
2. これまでにクラスターが発生しているような施設や「三つの密」のある場所への外出を控えるよう要請する。
3. 国の専門家会議で示された感染拡大を予防する新しい生活様式の定着を要請する。
(引用:京都府HP)
を守り、お家近くの公園がメインですが、少しづつ楽しいところへのお出かけもしています。
今回は、屋外でもあり三密を避けられるお出かけ場所として、京都市動物園に行ってきた様子をお伝えしますね。
目次
京都市動物園はいつから再開?!
新型コロナウイルス感染症の影響で、4月7日(火)から休園を続けていた京都市動物園ですが、利用条件や感染防止対策を設定し、5月18日(月)から開園されました。

不要不急の都道府県をまたぐ移動を控える
ために、6月18日(木)までは、京都府民限定での開園となっていますよ。
特に重大な発表がない限り、6月19日(金)以降は、京都府民以外の方の来園もOKということです。
新しい生活様式で楽しむ京都市動物園
チケットを購入して、子どもと一緒に動物園へGO!
平安神宮側の正面エントランスから入園。
入って、右手に園内MAPと手指消毒が置いてありました。

子どもたちは、新しい生活様式に慣れてきているようで、真っ先に手指の消毒を済ませていました。
もうじゅうワールド
正面エントランスから一番近い、トラやライオンのいるもうじゅうワールド
ジャガーやツシマヤマネコの檻の前には、近寄らないように柵がされていました。

こんな感じでツシマヤマネコを観察。

ここで気になるのが、動物園のソーシャルディスタンスの目安。

おおよそ2メートルは、アムールトラ1頭分の距離なんですね!勉強になります。
迫力のある、ガラス越しでは、

コロナウイルス感染防止のためガラス面にさわらないでください。
の注意書きの通り、ガラス面に触れないようにジャガーを楽しみました。

やっぱりガラス越しは迫力あります。
そして、残念なことに令和2年1月31日に、国内最高齢となるライオン「ナイル」が死亡し、もうじゅうワールドからラインの姿を見ることが出来なくなりました。

今後のライオン展示は行わないとしており、ジャガーの飼育スペースが拡大されるようです。
またトラの展示ですが、残念なことに閉鎖となっています。

アメリカ・ニューヨークの動物園で飼育されていたトラが、コロナウイルスに感染したニュースがあってのことかと思います。
コロナウイルスが落ち着いたら、トラを間近で楽しみましょう!
京都の森
京都の里山や水辺にすむ動物を楽しむことができる京都の森。
希少淡水魚類の保全・繁殖や、京都市内で救護された野生の鳥類・哺乳類の治療をし、動物たちの自然復帰のお手伝いもされています。
入口にある、京都の森・展示室では、三密を避けるために、扉が開放されていました。

京都の森は、木々が多くすがすがしい気分でゆっくり展示を見ながら、お散歩できますよ。

途中で、クマさんにも出会えます。

ゾウの森
いつもなら、大きなゾウさんに大興奮で柵にしがみつく子どもたちでいっぱいですが、こちらでもゾウの柵から少し離れたところからとなりました。

サルワールド
いつもなら覗き込めるアカケザルの猿山の周りにも、観覧制御の柵が置いてあります。

ガラス張りのサル舎では、近くで見ることができます。
でも、ガラス面には触れないようにみましょうね。

サルワールドで人気なのが、ゴリラのおうちです。
ゴリラの生活や行動が良くわかるように、広々したエリアに親子ゴリラが暮らしています。
2018年に誕生したキンタロウが、楽しく遊んでいる姿も見れますよ。

ゴリラの展示でも、観覧エリアが設定されています。また、人気のエリアなので若干密集してしまうこともあるので、長く立ち止まらず、人が多くなれば移動するようにしましょう。
そして、観覧できる時間も15:30までと決まっているので、ゴリラのおうちがご覧になりたい方は、早めに動物園に行きましょう。


アフリカの草原
こちらは比較的、展示されている動物と柵、観覧エリアの距離があるので、いつも通りな感じです。
キリンをより近くでみるための、木の遊歩道に上って観覧。特に注意書きはないですが、できるだけ柵は触らずに観覧しました。

ガラス面があるところは、注意書きがあるので、ガラス面を触れずに少し離れて楽しんでくださいね。
おとぎの国
今回、レッサーパンダのお食事タイムに重なり、かわいい姿を見ることもできました。

皆の集まる場所まで来てくれるように、遠いところに少しづつエサを置き、様子を見ています。

近くでかわいい姿を見ることができましたよ。
ペンギンも、ガラス面にさわらずに観覧してくださいね。

閉鎖エリア
コロナウイルス感染拡大防止のために、残念ながら閉鎖しているエリアもあります。
人から動物への感染も報告されているので、コロナが落ち着いてからの楽しみにしましょう。
ふれあい広場「おとぎの国」
主に家畜・愛玩動物「ウサギ」「テンジュクネズミ」「ミニブタ」「ヤギ」「ヒツジ」「アヒル」のグランド・ふれあいルームが閉鎖となっています。

ここを楽しみに来られる小さい子も多いはず。今は、遠くから動物たちを観覧しましょう。
ひかり・みず・みどりの熱帯動物館
こちらは、屋内展示のため、すべての生き物が見ることができません。

三密を避けられない場所なので、みんなで理解し協力しましょう。
ゴリラのおうち屋内観覧エリア
多目的室の中で、ゴリラが学んでいる姿をみることもできる人気のエリアですが、こちらも三密を避けられないで、しばらく観覧はお休みです。
やっぱり楽しい京都市動物園
新しい生活様式を取り入れた楽しみ方でしたが、ものすごく制限されていることもないので、子どもたちはとても楽しめて様です。
色々なところに触れない、手洗い(アルコール消毒)の回数を多くする、人との接触をなるべく少なくする、を守ればお出かけも良いリフレッシュになりますね。
京都市動物園では、園内カフェのテイクアウトもでき、ベンチも多く外でお弁当を楽しむことも可能です。

園内の乗り物エリアも開放されています。

特に小さな子どもは、パパやママが注意事項を言い聞かせても、楽しいところとなるとはしゃいで忘れてしまうことはあります。
あれもダメ・これもダメ、ではお互いにストレスが溜まってしまいますよね。
親が少し注意してあげることで、今までのようには行かないまでも、子どもの笑顔が増えるように、マスクの着用、手洗いを徹底して、お出かけを楽しんでみてください。
また園内には、京都市新型コロナあんしん追跡サービスのQRコードがあります。

該当施設での感染者・クラスター発生があった場合には、連絡が入るシステムです。登録すると、1ヶ月後には自動消去されるので、ご家族の安心安全のために登録してくださいね。

新しい生活様式を守りつつ、親子でのお出かけを楽しみましょう。